こ、これって…^^; その4

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 一昨日の続きです。

 境内に戻った私は、いったんはふたたび木陰に…。それなりに涼しい風が吹き抜けていくので、ほんとに助かりました。目の前を通り過ぎていく、年齢さまざまな老若男女。それぞれに、本殿でのことを話してらっしゃるようです。

 今拝観を終えて帰れるということは、一体何時くらいから来ておられたのでしょう。そういえば、「はがきでの拝観募集があったが、すでに予定数をオーバーしている」という声も、少し前に聞こえてきました。そういう方だったのかもしれませんね。時計を見るとまだ30分あまりしか時間はたっていません(15分の道のりを往復すれは当然だわね~ーー;)。

 立ち上がり仮本殿に。ここでのお参りの仕方は、「2礼4拍手」です。2礼は何とかなっても、4拍手というのは、2拍手に慣れている人間には、なんとも間延びした感じでタイミングよく叩けませんよね。前に書いたことがあるのですが、私は、前に拝殿でであった観光バスのガイドさんが、「し・あ・わ・せ!」と心の中で唱えながら叩くといいと話してらっしゃるのを聞いてから、「し・あ・わ・せ!」とやります(ぺこっ)。

 どこでもそういう方が多いと思いますが、ここでのお参りが終わった方は、時計と反対周りに、参道に沿って大社の建物の裏側をぐるりと回ります。旧暦の10月にここに集まられた神様の宿舎となる建物や、豊作やカマドの神様など、そして、義父となるスサノウミコトがお祭りしてあるお社などがあるのですが、私はここからの空気が特に好きです。前にお話したことがありましたが、背中が押されるようなすがすがしさがあって、とても気持ちいいからなのですが、今回は、日陰を求める人達が、あっちこっちに座っておられて、いつもの雰囲気ではなかったですね~。画像では、人が少ないように見えるでしょうが、これはそういう一瞬を狙って撮った(つまりは、暇だから人がいなくなる瞬間をずっと待っていた)からなんです。

 神様の宿舎は、拝殿の両側にあります。ご存知の方も多いと思いますが、旧暦の10月は、八百万の神様が集まって、この出雲大社でいわば、縁結びサミットというようなものが行われるんです。出雲大社は、いろんな意味での縁結びのご利益があるのですが、男女で言えば、「どこそこの誰それと、どこそこの誰それの縁を結んでやりますかね~。どうしましょう」なんて話があったりするそうで…^^;。

 「ここもしっかり拝んどかないとね」。

 そう行った友達がいました。いつまでたっても結婚しないため、「出雲の神様のリストから、あんたの名前が落ちてると思うから、行ってしっかり拝んでらっしゃい」とお母様に言われて(もちろん冗談半分だけど)、同じくリストから落ちてるらしい私を道ずれにして、ちょうど旧暦の10月の頃にやってきた時のことです。

 彼女は、「八百万のバックアップがないとね~。やっぱり付け届けもいるよね~」と、「十分ご縁があるように」という縁かつぎで握った15円を、「ご縁が十分あるように、にしとくわ」と、50円に換えてチャリ~ンとしたあと、半年でお嫁に行きました。何年も前のことです…ーー;。

 話は少し変わりますが、その彼女が、父の初盆のお供えを持ってきてくれたんです。ちょいと出掛けようと引っ張り出された喫茶店で、「来たよ!」と彼女はニヤリ。「誰が?」と聞くとそれには応えず、「あんた、今結婚を考えてる人は?」。「あ~。それか…(ブツブツ)」。「ないか…。なくても来るよ」。「見たの?!」。「うん。見た。ずっとなんであんただけ、見ないのかな~と思ってたんだけど、やっと見たよ」。

 実は、彼女は予知夢ともいうような夢を見る人で、友達が結婚するときは必ずと言っていいほどそういう夢を見る、という人なのです。ただ、自分の時は夢ではなく、実際会った彼が輝いて見えたのだそうですが、今は、予知夢のような夢もめったに見ないんだそうです。

 「内掛けじゃない。ウエディングドレスだったよ。教会…かな。そのあと、司会させてっていうのにいい返事をくれなかったの…。でも、ほっとしたよ~。一生行かないんじゃないかと思ってたから~」と、とても満足げ…。それは、あんたの夢だろが…ーー;。

 結婚だけが人生じゃないだろとは思うけれど、それなりに心配してくれていたんですね。「で、夢ではどんな人だった?」。「背は高かった…。…みたいだけど…」。「みたいだけど?」。「顔までは見えなかったな~」。それじゃ、役に立ちませんがな…。

 「半年くらいの間には、何とか形になるんじゃない? 年内もありえるかも…」。「年内?!」。

 まっ。ウエディングドレスだったそうですから、少しは見栄えよくしときますかね(信じてないのが、アリアリ…^^;)。でも、そういえば、幾ら特別拝観だからといっても、暑いのがやたら苦手な私が、何でこの時期に…、それも1年に2度も出雲大社に来ようと思ったんだろう…。たぶん一生に一度しか見られないただろうものだとしても…。少なくとも、必死になってお願いしに、ではないし…。歩きながら、ふと頭を傾げました。