『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

タマゲたい!

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 去年の「コピ マシミョンソ」の『おやすみなさい~魂が宿る場所~』という記事で、枕の語源のことを話しましたが、今回またおもしろい語源のある言葉を拾いました。

 タイトルでわかるかな。「たまげる」という言葉です。「たまげる」の語源は、「魂(たましい)が消える」なのだそうです。「魂が消える」→「たま消える」→「たまげる」となったらしいのですが、「自分の魂がぶっ飛んじゃうほどびっくりした~!」っていうことらしいですね。

 でも、そのびっくりは、どうも悪いことでではなさそうです。今はあまり使う言葉ではないですけど、「たまげた」って言葉を使う時、たとえば、「たまげた。もう限界だ!」っていうような使い方はしないですものね。

 あまりのことにぽかんと口を開けてしまうような感じ…。それも、どうも「災い系ではない」出来事だったり、「いいこと系」だっりする、けしてありえないと思ったようなこと(あるいは、想像もしなかったようなこと)に突然出くわしたときに「たまげる」ってことですよね。

 「つつがない今日が、実は何より大事」とは思うけれど、どうせなら、一回とことんたまげてみたい気もします。あなたなら、どんなことでたまげたいですか?