わが世の春が…

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 「わが世の春が来た!」

 少し前から流れている化粧品のCMで、このコピーを初めて聞いた時には、最近お気に入りの「なめらかプリン」片手に、固まりました。「わが世の春か来た? すごい! 私の語録にはない言葉だ。生まれてこの方ン~十年、一度たりとも、思ったことも言ったこともない…」(呆然)。

 「でも、そういいきってしまうそのすがしさよ~。うらやましい。一回本気で言ってみたい」と、まるで、そういうのとは関係ない生活をしている私は思ったのです。でも、精進のひとつもなしに、我が世の春はこないよな~。

 そんなおばかな事を思ううち、ウォーキングの帰りに、例のリュウ君とリュウ君パパのおかあさん(つまりは、おばあちゃん)と会ったのです。リュウ君は、私を見かけると、おばあちゃんを引きずるようにしてこちらへ。おばあちゃんが転びそうで危なくてしょうがないので、私のほうから駆け寄りました。

「お散歩ですか~」
「もうすぐお父さんが帰ってくるから待とうね~といっても聞かないから~。暗くなり掛けは嫌なんだけど…」
「ですよね~」

リュウ君は、いつもそうするように、「ねえねえ、頭なでて」と、私に擦り寄ってきます。で、頭なでなで。そこでおばあちゃん一言。「春が来たようなのよ」。リュウ君の春、それはすなわち、恋の季節!

「ああ~。ももちゃんのとこですか~」
「それがね。今回は違うの…」
「えっ?! 違うんですか?」
「そう。違うらしいのよ」

らしいというのはおかしな表現なので、さらに突っ込んで聞いてみると、どうもリュウ君には新しい彼女のにおいがするあたりはわかっているらしいのですが、メスのワンコの多いその辺りで、さまようらしいんです。つまり、どこに自分のいとしい人(?)がいるのかわからず、「僕の大切な人はどこ~」と、捜し歩いてるらしいんですね。

 頭をなでていた手を止めて、「この浮気者~!」と内心言ってやりましたが、考えてみれば、恋の季節ごとに、同じ彼女の所に足を運ぶワンコの方がほんとは珍しいんですよね。それに、ももちゃんとの事は、ずっと前の記事(「コピ マシ ミョンソ」の「恋するわんこ」参照)で、書いたとおりですから彼女といっていいかどうかも怪しい。もしかして、今度の彼女には、「ワイルドリュウ君」に変身して、男を上げるかも…と思えば、まっ、それもよしか、です。

 「情熱的な恋のひとつもして、わが世の春かくればいいね~」と、内心リュウ君にささやいた私なのでした。

 
(画像は、たった一輪だけ落ちていて、なんか可愛そうだった花と、我が家の玄関の投げ入れの桃のつぼみなど。それと、今日「冬ソナ」見たので、なんとなく追加)。