『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

1日2回? 1日3回?

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あれこれおいしいものがあるこの頃ですが、「人は1日3回食事をする必要はない。たとえば江戸時代までは1日2回だったんだから」。こんな話を聞いたことがありませんか?

それを聞いて単純に、そういうものですかと思ってしまっていたのですが、最近この話とは違う話を読んだんです。

江戸時代すべてが1日に2回の食事だったというのは間違い。2回だった時期はあるが、それは人々が日の出と共に起き出して、日が暮れると寝ていたから。

日の出とともに起きて、ご飯を作って食べ、午後は午後3〜4時に食事して、日没とともに寝るという生活をしていたのが、時が進んで、菜種油の精製が進み、行灯が普及するようになると、日の入りの後も、薄暗い明かりのもとでの、本を読んだり、夜なべをしたりとかいう、夜の生活が加わるようになり、1日3回の食事になっていくようになる。

つまり、活動時間が長くなるわけで、当然お腹もすくから、段々3回の食事に変わっていったんだというんですね。

ありえるな。そう思いました。考えてみれば、わたしを含め、後生の人が、今の便利な生活や自分の得た知識だけで、昔はこうだと決めつけて、それがよしとするのは無理がある。

たとえ高名な先生の説でも、有名なインフルエンサーでも、 誰かの昔はこうだった説は、それもあるか…くらいでちょうどいいのかもしれない。そう思った出来事でした。




※画像は未だに帰らない(?)、わたしのYouTubeのアイドル、健太郎。逢いたいな。