今年は、何か浮かれられないイブですね。気軽に繁華街に出かけられる雰囲気でもないし、久しぶりに新聞のテレビ欄を見てみたけど、特にXmasらしい番組もないようだし。
それでもサンタさんは、そりを仕立てて出かけてくれてるでしょうか(今年はサンタさんんの動きをチェックしていないんですが)。子供さんがいらっしゃるお宅は、それなりにワクワク感あふれる食卓を囲まれるのかなぁ。
ただし、私としては、何故か今年は最近ではいちばんXmasソングを聴いている年かもしれません。自分でセレクトしたXmasっぽい曲を集めた音源を流しているんですが、これ、多分これからもこの時期に聴いていくんだろうなぁ(けっこういいセレクトだと自画自賛)。
話は少し変わりますが、ずっと前に書いたことがあったとは思うんだけど、この時期にかならず開いてみる本があるんます。↑の本なんですけどね。発行年月日を見ると、初版が1997の文字。いや~、そんな昔のなんだとびっくり。
老後は一緒にイギリスで暮らそうと約束していたご主人が亡くなり、一人でイギリスに渡った女性が、Xmasの聖堂で死体を発見してしまう(正確には、けっつまずいてしまう)ということから犯人を追うミステリーです。その当時のイギリスの、冬のというか、Xmasシーズンの風景や暮らしぶりがよくわかお話でもあります(彼女のぼやきっぷりったら…)。
ただ、わりと地味な作品でもあり、残念ながら、今ではもう絶版になっているようです。どうしてこんなに長い間、そういう物語を持っているのか(気にかかっているのか)自分でも不思議なんですけどね。
そういえば、テレビドラマのシャーロックホームズシリーズで、Xmasのお話があって、「青い玉」というようなタイトルだったのではないかなぁ。さる伯爵夫人が所蔵していた高価な宝石が紛失してしまい、それを探す(もちろん犯人も)というお話で、意外な犯人でもなかったんだけど、Xmasの庶民の暮らしぶりが見える作品でした。あれも、好きだったなぁ。
今、いろんなことでしんどい想いをしている人たちに、ほんのわずかな時間でも、ほっとした気分で、おいしいケーキでも食べてもらえたらいいな。そんな夜であればいいな。
あなたにも、私にも、MerryXmas!
いい夜を!!