パンツの手直し

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harunohikari


 前の記事に書いたように、夜しっかり眠れるようになってから、最近少し落ちていた食欲がどんどん戻ってきていて、うれしいような残念なような複雑な気持ちでいるhikariです。

 それと比例して…ですが、いろんなことに興味がわくというか、体調が悪いときには気がつかない、あるいは、気がついてもそのままで通り過ぎていることが気になってくる。そういう感じがあるんですね。

 その一つは、私が洗濯物を干すときに気がついていた、母のお気に入りのウエスト総ゴムのパンツ(というかズボンというか)の、ウエストのゴムが伸びている&ほころびていたこと。


 本人がどうかするだろうとほったらかしていたんだけど、どうも直されている気配がないんです。で、気力が戻ってきたところで、「何で直さないの?」と聞いてみたんですね。

 すると、「できればするわよ!」ときつめの返事。続いて、「できないから、しないのよ!」だって。できないという言葉が理解できないままに、「それなら、処分すれば?」というと、「ほかはどこも悪くないのに、捨てることはないでしょう!」ということで話は決裂したんです、昨日…。

 そして今日。母が直さないなら私が直してやると、母がいないときに、乾いたばかりのそのパンツを引っ張り出してきたともんだ。そして、わかりました、母の言った言葉の意味が。


 実はこのパンツ、今は多治見の長男のところに行ってしまった母の姉があちらに行く前に、叔母を二人で訪ねた時に買ったものなんです。叔母のところからの帰り道にある商店街の、雑貨も置いてあるお店の店頭で、つるされていたものでした(それもセール品)。金額は忘れたけど、「これ色も好きだし、素材の感じも好きだけど、どうかしらね…」と迷う母に、「だったら買えば?」と言ったのは覚えているから、お気楽値段だったとは思うんですけどね。

 そして買ったそのパンツ。値段の割に高見えはするし、意外にもえらくはきやすかったらしく、母はとても気に入ってよく履いていたんです。ところがウエストゴムだから、履いてるうちにそのゴムが伸びてしまった。

 それを換えるだけだのに、何で早く直さないんだと思ってたんだけど、実際に直しにかかってみると、まだ問題があったんです。何せ、つるしのセール品です。ゴムを換えてまで履き続けるという前提で作られていなかったようで、ゴムが通る場所が狭くなっていたり、ゴムが一緒に縫い込まれている場所もある。私がほつれていると思っていた場所は、実は、そういうところを母がほどいていた場所だったんですね。


 全部ほどけば何とかなるだろうけど、そこまではやる気はない。ほどかれた場所の様子をみると、最低限ほどくことで何とかしようとしたみたいなんですが、実際に私がゴムを取り出してみると、とんでもなく力が必要(あらたに、ほどく必要のある場所もわかった)。それだけじゃなく、新しいゴムを入れるのにも力技が必要で、直し終わり、ちょっと時間がたった今でもまだ指先が痛いくらい。
 
 母がほどいていたところをまつりながら、これじゃ確かに母では無理だったろうなと思いました。好きなパンツだし何とかしたい。もしかしたら、叔母と会った最後の時に買ったパンツだからとかいう想いもあったのかもしれない。でも、それなりの年配の母では私ほど力が加えらないから、それ以上どうしようもなかったんでしょう。だから、あのパンツのことを言われて、いきなり不機嫌になったんでしょう。想像だけど。


 雪のために乾燥機で乾かした洗濯物を畳んだもののいちばん下に、直したパンツを置いておきました。本人が何も言わない限りは、そのままにしておくつもりです。…というか、そこでゆるんだゴムのまま履くかぁ…?。