『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

さくら降るまち

イメージ 1

 
                   『さくら降るまち』
                
                  さくら降るまちを あるいた
                  さくら降るみちを ひとりで

                  さくら降るまちを あるいた
                  さくら降るみちを あてもなく

                   不器用すぎて 弱音も吐けず
                   つらいことから 奥におしこむ
                   そんな風に 生きてきた

 
                   時がすぎ 
                   ひともすぎ
                   なお夢はとおく 
  
                   強いひとだと いわれるごとに
                   心は もろくなっていく
                   たとえば ちいさな やさしさに 
                   こらえきれぬくらいに


                  さくら降るまちを あるいた
                  さくら降るみちを あてもなく

                  さくら降るまちを あるいた
                  さくら降るみちを 嗚咽(なき)ながら