ホテリア

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 突然ですが、うちの母愛用の(というか、我が家の居間の)、年季もののビデオレコーダーが、ついに壊れました。この春から少々危なかったのですが、良くここまでもってくれたと、ほめてあげたいと思います。
 
 で、DVDレコーダーを買いました。ブルーレイのどうのこうのがこの先でてくるにしても、それまでに必要ですものね。機種選びについては、母の宝物「冬のソナタ」のビデオが見られること。つまり、VTR&HDD&DVDのタイプということになりました。
 
 「まだ使えるものを捨てるなんて」と、いうのがここまでビデオデッキにこだわってきた理由でしたが、唯一母が自力で動かせるものだったからだというのを、私は知っています(笑)。

 私は、母が1人の男の人をじっと見るというシーンを、べ・ヨンジュンという人に出会うまで知りませんでした。まっ。そういうことをしては、はしたないとか、そういう時代の人でもありますから、彼女のなかでも、そう経験はないでしょう。それが、見終わって、はぁ~とため息つくにいたっては、老いも若きも(?)ないな~と思ってしまいます。

 実は、彼女には生まれながらに父親がいません。母が生まれる1週間前に、腕のいい宮大工だったという祖父が、現場から落ちてなくなってしまったからです。とにかくお酒が好きで、身銭が多くはいることもあり、財産すべてを飲みつぶしてしまっため、主婦だった祖母は、産後の体を癒すまもなく、赤ちゃんと、二人の娘のために働かなくてはならなくなりました。

 そんなぐあいですから、母の幼少期も、時代もありますが、子供らしく遊ぶ時間は少なかったようです。10歳以上違う姉はすでに家を出ていて、どんな風に家事を工夫するかが、母の楽しみだったそうです。
 
 お勤めに出ても、やはり気の休まるときは少なかったようです。部下を使うようになって少し余裕ができても、いつまでも結婚しない人は普通じゃないと言われる時代。いつまでも1人ではいられないと、勧められた人と少し遅めに結婚したときも、嫁入りじたくは自分でしなければなりませんでした(そういういきさつから、私に早く結婚をとうるさく言わなかったのかも知れませんね)。

 結婚しても、私に愚痴ることはありませんでしたが、難しい姑と昔の長男然とした、コマッタチャンの部分がある父との間で、かなり大変だったことを知っていますし、親戚関係の付き合いでも、苦労してきたのを見ています。母の時代、ありがちな展開ですね…。母のようでなくても、たくさんのご苦労をしょってきたかたは多いでしょう。

 先に見つけたのは私! と一応言っておきますが、その母が、私が見ている「冬のソナタ」を隣から見ていて、人生初の「王子様」を見つけてしまったのです。CMをみて、ぼーっ。週刊誌を買ってきて、ぼーっ。なんか可愛いので、それもいいと思って見ています。ただ、母の友達のすべてが、このことをしってらっしゃるわけじゃないので、ここだけの秘密ですよ(笑)。

 「冬のソナタ」は、何回見たのか、私も知りません。「四月の雪」のDVDも、ビデオレコーダーが壊れる前から待っています(壊れると予想してたから…)。そして、昨日。母いわく、「あんた。『ホテリア』っていうの、借りてきたのと、インターネットとテレビのでしか見たことがない(!)っていってたよね。買ったら、DVD…」。

 母のたくらみは、皆さんお分かりだと思います。そして私は、今朝ブロゴリに注文のメールをしました。これを見た後、母は、いったいどうなってしまうのでしょう(汗)。
 
 


 (インスの横顔との対比で、画像、これにしてみました)。