ささやき声の 喫茶店
昼下がりの 木漏れ日が
聞き耳立てて 手のひらに沿う
幼子の頭 なでたのも
遠い その手のひらに沿う
つぶやくような 言葉のあとで
その人は 小さくうなだれて
わたしは 思わず 天をあおいだ
ひとの なみだが
ひとの ことばが
こころの芯まで
とどいたことが ありますか?
あります!
わたしは あります
それが あなたです!!
わかっては もらえない
いつも こころ とざしてた
ちがう道 歩いてる大人(ひと)
そう きめつけてた
そんなあなたが これほどまでにー
歳も 行方も 関係なしに
誰もみな
生きてるんですよね
それぞれの 重さ
引きずって
そんな あたりまえのことが
やっとわかりました
やっと わかりました
ありがとう